キト

あれから一週間、キトはまだ帰ってきません。

こんな時いつも思うのは、「あの時外に出さなければよかった」ということ。 ムー太の時も小夏の時も。 でもそれは、こうなってしまって言えることで、
それまでキトは8年間、ムー太は10年間、小夏は12年間一緒に暮らして、いつも通りの生活をしていた中で突然起こった出来事です。

完全室内飼いだったらどんなに安心だろうと思います。多くの獣医師も、完全室内飼いが猫にとってもいちばん良いと言っています。
たしかに、猫の安全面、健康面を考えると、その通りだろうと思います。だけど、猫たちが自由に行きたいところに行けないというのは、
幸せなのかなあといつもひっかかっています。特に、ココやキトのように元々このあたりをうろついていた野良猫ファミリーの子どもたちにとって。
もちろん、僕たちは人間の思考回路でしか考えられないので、猫たちが本当はどう感じているのかはわかりません。でも、この環境の中で
できるだけ自由に暮らせるようにしてあげたいと思っています。

猫たちを自由に外に出すということは、猫が突然姿を消す可能性があるという覚悟をいつも持っていなければならないことはわかっています。
わかってはいても、本当につらいです。 あの朝キトは、外に出る直前まで僕の布団の中で眠っていました。いつもなら庭でオシッコをして
5分くらいで帰ってきて、また布団の中に入っていたのに、あの朝は帰ってこなかった。

岩合さんの「ネコ歩き」に出てくる ブドウ畑や農場や牧場で自由に暮らす猫たちは、最後はどうなのかなあと時々思います。
人知れず消えて行く猫も少なくないんじゃないかなあ。


いや、気を取り直して・・・。 まだ一週間だ。キトは強い猫だし、まだ大丈夫。早く帰ってこい!
ムー太のことだって、まだ諦めたわけじゃない。まだ一年は経っていないし、今からでも遅くないから、ムー太も帰ってこい!


               
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by muuta2005 | 2016-02-08 23:39 |
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