カラヤン、1971年のチャイコフスキー第5番

秋らしい気持ちの良い季節になりました。きょうも朝から良い天気。
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昼寝をしても気持ちが良い。
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この季節、空気の具合も良くなって、ステレオの音も澄んだ良い音です。いつもにも増して、僕の部屋では音楽が鳴り響いています。
窓の下にも音楽を聴いている(?)猫が。
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振り向くと、さらに2匹。
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ところで僕は、これまであんまりカラヤンの演奏を聴いていません。好みもあるのですが、僕が本格的にクラシック音楽を聴くようになった高校生の頃、
モーツァルト、ベートーベン、ブラームスなどが中心でしたが、よく聴いていたジョージ・セルやカール・ベームに比べて カラヤンの演奏はどうもしっくり
きませんでした。っていうか、セルやベームの演奏みたいに感動できませんでした。
僕が好きなのは、うまく言えませんが、芯のしっかりした演奏、淡々とした演奏と言うか、きちんとした演奏で、スマートさとかはあまり必要ない。
淡々とした演奏からじゅわりじゅわりと感動が沸いてくるという感じが好きです。

ということで、全体的にはカラヤンのレコードやCDを聴くことは少ないのですが、チャイコフスキーはカラヤンの演奏がいちばん好きです。(ほかにも
リヒャルト・シュトラウスなど カラヤンの演奏もよく聴きます。)
もう40年くらい前のこと、NHK-FM で チャイコフスキーの交響曲第5番が流れていました。それはもう、感情の爆発、圧倒的なパワーを持った演奏で、
ひどく心を揺さぶられました。演奏していたのは ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー。
ところがその時点で、カラヤン/ベルリン・フィル は、この曲をもう何回も録音しており、いったいどのレコードなのか、ということになりますが、当時僕は
「FMfan」という雑誌を定期購読しており、それには詳細なFM番組表が載っていて、放送で使われる全ての曲のレコードのレーベルと品番が出ていました。
僕が聴いた チャイコフスキーの交響曲第5番 は、カラヤン/ベルリン・フィル が 1971年に録音したもので、いつものグラモフォンではなく EMI から
レコードが出ていました。さっそくレコード屋さんに買いに行き、このレコードは僕のチャイコフスキーの愛聴盤になりました。
基本的には淡々とした演奏が好きで、悲しさも、泣き喚くより、じっと涙をこらえてより深く悲しみを表現するような演奏が好きなのですが、チャイコフスキー
の場合は、本人が、楽譜に fffffffff・・・ と 無数のフォルテを書き込むような人ですから、その曲の演奏は、やはり感情の爆発ということになるのでしょうか。
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CDの時代になってから、グラモフォンから出ている カラヤン/ベルリン・フィル の チャイコフスキー後期交響曲集の復刻盤を買いました。この中の第5番は
1975年の録音。こちらも良い演奏ですが、1971年ほどハヂけてはいません。
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風の便りに、1971年録音の第5番は 良い音になってCDに復刻されているということを知り、最近買いました。良い音になっているのだとは思いますが、
CDで聴くと、逆に、古い録音なのだなあということを感じました。(^^; ジャケットはオシャレになっていました。
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Youtube に この 1971年録音のチャイコフスキー 交響曲第5番 がありましたので、リンクしておきます。

          

カラヤンと言えばベルリン・フィルですが、1959年から 1960年代にかけて、ウィーン・フィルとも DECCA からたくさんのレコードを出しており、良い演奏が
多いです。そして、晩年の 1980年代、再びウィーン・フィルを指揮して グラモフォンから20枚くらいレコードを出しています。その中にはチャイコフスキーの
交響曲もありましたが、聴いたことはありませんでした。
が、先日 amazon を見ていたら、その カラヤン/ウィーン・フィル の チャイコフスキー 交響曲第5番 のCDの中古品が1円で出ていたので買いました。
送られてきたCDは、1円でもほぼ新品でした。
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さすがにこの チャイコフスキー は、感情の爆発はなく、円熟と言うか、枯れた第5番でした。
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by muuta2005 | 2015-09-18 22:13 | 音楽
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